続・このブログは、あなたが見ることで完成する
2019年12月27日
「白い巨塔」田宮版は山崎豊子の原作に忠実です。
さすがに、田宮二郎の「白い巨塔」は締まります。
田宮・財前、
山本學・里見。
脇役もスゴすぎる。
▼次から次へと、これでもか!これでもか!と出てくる。
とにかく、配役がはまりすぎ...
これも、田宮二郎の出演条件だったとか。
▼それを、当時まだ元気だったフジテレビが全て呑んだとか。
田宮版は落ち着いた重厚な演技力という感じで、演技に見入ってしまいます。
田宮二郎の財前は弱気な面を見せたり、口を開けて驚いた表情を見せたり、人間味を感じさせます。
里見助教授の山本學は、「誠実な人格」に付き物の「ダサさ」や「鈍重さ」も演じています。
平成版の江口里見助教授はカッコ良過ぎて現実味が。。。
昭和のドラマは台詞より演技を見て
味わっていられました。
テーマソングもいい。重厚感があります。
昭和の病院や外科ってこんなだった感が甦ります。
この時代はタバコを病院でも吸えました。
外来で喫煙しながら問診をする医師もいましたし、待合室や病棟に灰皿も設置されていました。
次の時代はジャニーズ系で
リメイクするんでしょうか。。。